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超高圧抽出・SPG技術をとりいれております。

“超高圧抽出”

100MPaの圧力(静水圧)をかけて抽出する方法。
100MPaとは世界で一番深いといわれるマリアナ海溝のそこでかかる圧力と同じ。
水深10000mの圧力に相当します。

超高圧技術の特徴

  • ・細菌のはたらきを抑制
  • ・素材への浸漬効果促進(抽出効率UP)
  • ・水の構造変化(クラスターが小さく)
  • ・熟成作用促進 等

超高圧処理装置を用いた抽出方法

  • 1. 試料をパウチに投入して空気を抜いて密閉状態とする
  • 2. 装置にセットすると、パウチの周りに水が充填され、静水圧により加圧状態となる
  • 3. 温度や圧力、時間をコントロールすることで抽出条件が決定される
  • 4. 固液分離・濾過・粉末化等、必要な工程を経て目的とする抽出物を得る

“SPG”技術

SPG(Shirasu Porous Glass)は、『シラス多孔質ガラス』の略です。

1981年、宮崎県(宮崎県工業技術センター)が南九州に広く推積している火山灰シラスを主原料にした多孔質ガラスを開発しました。SPGは、ミクロンサイズの均一な細孔を無数に有し、その細孔径をナノ単位からミクロン単位の広い範囲で設計することができることから、機能性ガラスとして応用できます。

シラス石灰やホウ酸を添加して1350℃前後の温度でSPGの基礎ガラスを合成、形成し2、3の工程をへてガラス多孔体ができます。これがSPGです。
産学官の共同研究が行われており、この特徴を利用して分離膜や吸着剤、医薬品、食品、化粧品など幅広い分野の応用で世界の注目を集めています。

特徴

  • ・精密に制御された無数の貫通細孔が存在します。
    その比較的マクロな細孔のSPG膜に浸透することにより、分子を細粒化(クラスターを小さく)し溶液中に均一に分散、有効成分の浸透と安定感が出てきます。
  • ・比較的マクロな細孔に至る幅広い範囲で孔径設計ができます。
  • ・表面化学修飾により表面を親水化ないしは疎水化したり、種々の有機官能基を導入することが可能です。
  • ・かびや細菌に侵されません。
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